キャリアパス In Milan-その3

無事ショップ販売員として採用されたあと、私はある目標を立てました。それは、自分の専門分野を作ること。

ミラノでの就職活動で、やる気だけではどこも雇ってくれないことを痛感し、自分をPRする武器となる専門性を培うべきだと悟ったのです。

ミラノに引っ越すまでは、日本語とイタリア語が話せるということで就職先には困らないだろうと甘く見ていましたが、実際には2言語・3言語を話せる人は山ほどおり、さらに+αとなる何かを身に付ける必要性を強く感じました。

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キャリアパス In Milan-その2

さて、前回はミラノで就職するのに、どれだけ大学時代に専門知識を培えたかが非常に大事であると説明いたしました。今回は、ほとんど何の知識も培えなかった私が、現職に就くまでをお話します。

経済系の学部を卒業しておらず、他に武器となる専門知識もなかった私は、比較的採用の門戸が広いショップ販売員になるべく就職活動を行いました。

少し話が脱線しますが、イタリアではアルバイト・正社員という区分はありません。会社に所属している人は皆正社員です。正社員とはいっても、いわゆる雇用期間の定めが無い場合と、雇用期間が定められている場合の二通りがあります。いずれの場合でも、保険年金は登録されますし、働いた時間に応じて有休も勿論あります。また、大抵どこの会社でも、皆雇用期間が限定された正社員としてキャリアをスタートさせます。

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キャリアパス In Milan-その1

ミラノで仕事を始めるに当たって一番思い知ったこと。それは、大学はただのモラトリアムの機会じゃないということです。

あくまで私個人の話ですが、大学なんて入試さえパスすれば、あとはサークルにバイトに恋愛にと、楽しいキャンパスライフを4年間エンジョイすれば良いと思っていました。実際に、大学時代は必要最低限の単位を取りながら、趣味のバンドに打ち込む日々を過ごしました。今考えると、非常にお恥ずかしい話です。

新卒として就職活動を行った際も、特に面接で学問について掘り下げられることもなく、バンドとバイトの話ばかりをしていた記憶があります。

このスタンスは、日本で生きていく分には特に問題ないのですが、ミラノ(のみならず、イタリア・海外)でのキャリア育成を考えると、大きな間違いであったと思い知らされます。

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